2026年2月8日
この日は仕事が休みで家でまったりしていたが、衆院選の投票とスーパーに買い物に午後から出かける予定をしていた。
昼飯を食べて眠くなり、昼寝。
これが幸せなんだよな。おやすみ・・・
13時頃、ムクっと目が覚め外を見たら、あっ!!

雪が降ってる!!
四国では雪があまり降らないのでテンション爆あがり!っと同時に、あー午前中に出かければ良かったと後悔。
雪に気を取られていたが、何やらカラカラと音がする

こ、これは「あられ」・・いや、直径5ミリを超えているから「ひょう」だ!ひょうとは珍しい
ここでこの日のデータを見てみよう
※これから下は個人的な考察なのでご勘弁を

出典:気象庁(過去の気象データ検索)
(色文字加工 管理人)
これは徳島県徳島市の地上気象観測であり、わたしの住む鳴門市は北へ約15km離れており少し違いがある。徳島では「雪」を観測しているが鳴門市では「あられ又はひょう」を目視で観測。
未明にみぞれ。それから降水が無く、朝にかけ湿度が下降。昼前あたりで気温は4.4度まで上がったが11時に最低湿度34%を観測、その結果、雪が融解せず降雪。
降雪により気温が3.8から-0.4度に急下降、湿度が40から94%へ急上昇した。

引用:イラスト図解 「よくわかる気象学【実技編】 著者 中島俊夫 2022年9月2日発行」
(色文字加工 管理人)
今回の雪は徳島県に限らず関東など太平洋側でも降った。
前日の7日21時から8日15時までの天気図

出典:専門気象情報 地球気 [SPAS] 速報天気図
(色文字加工 管理人)
日本の東にある温帯低気圧から日本の南海上へ気圧の谷が伸びている
そして6時間後の8日深夜3時

出典:専門気象情報 地球気 [SPAS] 速報天気図
関東の南海上に低気圧が発生
9時間後の8日昼12時に低気圧は東北東へ移動

出典:専門気象情報 地球気 [SPAS] 速報天気図
3時間後の8日15時、低気圧は前線を伴い日本の東海上に抜け西高東低の気圧配置に戻り冬型が強まる

出典:専門気象情報 地球気 [SPAS] 速報天気図
ここで8日朝9時の高層天気図
上図:高度5500m付近の渦度
下図:高度3000m付近の鉛直流および1500m付近の風と気温

出典:専門気象情報 地球気 [AXFE578] 極東850hPa気温・風/700hPa上昇流/500hPa高度・渦度)
(色文字加工 管理人)
高度5500m付近で日本列島の西にトラフがあり、日本はトラフ前面の上昇流域(赤線の縦線域)。
そして下図を拡大

出典:専門気象情報 地球気 上図[AXFE578] 極東850hPa気温・風/700hPa上昇流の拡大図)
(色文字加工 管理人)
何やらわかりにくいが
日本(緑)、上昇流域(赤:縦線)、風(黄色)、マイナス12度(水色)、そして関東に−45hPa/h、山陰に−17hPa/hの上昇流が強いところがある。
山陰から関東を通る東西の上昇流域の要因はトラフ前面(西谷)、そして日本海の北西の風と南海上の西寄りの風のシアーラインが収束したことが要因だと思う。
山陰に関してはJPCZが山陰を指向したと思われる。
また

出典:専門気象情報 地球気 [AUPQ78] アジア850hPa 700hPa解析図
上図:高度3000mの空気の湿りや気温、風
下図:高度1500mの空気の湿りや気温、風
ドットで表示されている領域は非常に湿っている為、雲の中と考えていい(降水は不明)
まず標高の低い1500m(下図)を拡大すると

出典:専門気象情報 地球気 [AUPQ78] アジア850hPa 700hPa解析図 下図:高度1500m
(色文字加工 管理人)
上空1500mはほとんど湿っている(雲が分布)。紀伊半島の周辺はドットが無いがほぼ湿潤と考えられる。ちなみに1500mの高さで気温マイナス6度になれば平地でも雪の目安だが、上図では鹿児島でさえマイナス9.5度とかなり低い。降水現象があれば雪の可能性が高い。つまりドット域=雪雲だ。中国地方の最高峰は鳥取県の大山(標高1729m)なのでギリ紀伊半島付近に西南西の風で雪雲は来ない。
では、上空3000mではどうだろうか上図を拡大

出典:専門気象情報 地球気 [AUPQ78] アジア850hPa 700hPa解析図 上図:高度3000m
(色文字加工 管理人)
島根県松江市の上空3000mでの気温はマイナス22.3度、湿数(気温−露点温度)1.4度なのでかなり湿っている。つまり、「雪雲は中国地方の山地より高く北西の風で近畿に流れ込んでいる」。そしてJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)により上昇流が強くなり、雪が上空で持ち上げられ併合過程によりひょうとなった。
8日9時の松江の高層気象観測

出典:気象庁(過去の気象データ検索)
(色文字加工 管理人)
高度3198mまでは湿度が93%と高く、一段下の3483mでは83%と低くなっている。おそらく93%は雲だが83%は雲ではない。つまり雲頂高度は3198m<3483m。上空に強い寒気が流入したことにより対流活動が活発になり雲頂が高くなった。
雪が降る中、めっちゃ着込んで投票とスーパーに行った。もう外気が寒いというより冷たい。
そして家に帰ってきた時に雪は止んだ。
「あれ止んだやん、もう少し待ってから出かけたら良かった」
完
では!


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