【全力でサポート!】気象予報士試験に独学で挑む孤高の戦士を合格者が勉強方法を伝授!
こんにちは!筆者のえいたつです
わたしは7回目の第65回気象予報士試験で合格しました
今回は「気象予報士試験に合格したい!」という想いを実現するために何をすればいいいか?をわたしの多浪での失敗や経験からお話したいと思います
受験してもなかなか合格できず合格発表のたびに落胆しますよね
わたしもめちゃくちゃ気持ちがわかります!また半年後か・・というループが続くと「諦める」という選択肢がよぎりますよね
「ちょっと待って!」
同じことの繰り返しでは同じ結果になりやすくなります、毎回試験に対して違うアプローチが必要です
合格して飛び跳ねるくらいの喜び!を実現するために、わたしの考えを余すことなく順番にお話します
読む前に一言
「合格してほしい!そのために全力で合格をサポートします!」
試験の概要
気象予報士試験について
気象予報士試験は気象業務支援センターが実施する年2回(1月・8月)の国家試験です
第1回は1994年8月28日に実施され民間事業者でも気象業務ができるようになりました。毎年約400人の気象予報士が誕生し、32年経った2026年現在は約13000人です
ポスター・申請者状況・試験結果・過去問
気象業務支援センターがホームページで公開した過去のデータ(随時更新)
公式ホームページはこちら→https://www.jmbsc.or.jp/jp/
ポスター
出典:気象業務支援センター
申請状況
出典:気象業務支援センター
試験結果
出典:気象業務支援センター
過去問
出典:気象業務支援センター
わたしの合格までの戦歴や状況
戦歴
| 回 | 一般 | 専門 | 実技 |
|---|---|---|---|
| 58 | 9 × | 10 × | ー |
| 59 | 10 × | 10 ◯ | ー |
| 60 | 10 × | 免 | ー |
| 61 | 9 × | 免 | ー |
| 63 | 14 ◯ | 9 × | ー |
| 64 | 免 | 10 ◯ | × |
| 65 | 免 | 免 | ◯ |
※第62回は自転車旅をしていたので受験できませんでした
いかがですか?
おそらく「なかなか苦戦し厳しい戦いだったんだな」と思われたのではないでしょうか?実際かなり苦戦しました、薄氷の勝利です
その理由は、地元の工業高校を卒業し大工を10年近くやっていただけの勉強とは一切無縁の人間だったからです
勉強を始めた1年目は計算の筆算ができず小学校の参考書やユーチューブで勉強し直したほどです
そして勉強をやってもやっても合格ラインの11点に到達できなくて悲しくなりました
前半は一般知識に、後半は専門知識に苦しみました
受験中の状況
わたしの現状を他の受験者と比較したときの良い点と悪い
| 良い点 | 悪い点 |
|---|---|
| 独身なのでお金と勉強時間が確保できた | まともに勉強をしたことがないため 数学の知識が無く勉強の仕方も わからない |
わたしは数学などの知識はありませんでしたが幸いにも勉強時間は多めに確保することができました。
そして「合格するためならお金は二の次」の気持ちでやりました。
夢を叶えるために王道の参考書以外にもたくさん本を買いました。

自分に合っている(理解しやすい)本に出会うためにたくさん買って読みました
独学の勉強方法
1.学科試験
先ほどお話した通り、そもそもわたしは勉強方法を知らないため1年目はひたすら参考書を読む(インプット)ばかりしていました
「何をどう勉強し進めていけば良いのかわからない」から始まりましたが、他の人の勉強方法を参考に「3:7」「参考書を読む:問題集を解く」にやり方を変えました
やはり問題を解くと自分が理解できていない弱点がわかり今の自分の実力がわかります。
初めは5割くらいしかわからなくても何周も何周もやれば6割、7割と覚えるようになります。
そして「文字を記憶するよりイメージで記憶した方が良い」です
映画を観て「登場人物の名前は忘れたけど話の流れは覚えている」みたいな経験があると思います。イメージができれば「落下中の雨粒は併合過程で雨粒が他の粒と併合し大きくなる」を小さくなると間違えることはないはずです
過去問は気象業務支援センターに10回分ありますのでやると実力がつきます
他のおすすめ参考書↓
おすすめ問題集
- ユーキャンの一問一答
- らくらく突破
- 解いてスッキリ
- 気象予報士試験 精選問題集
2、自分専用の参考書(ファイル)を作る


わたしは勉強中に出会った知らなかった内容を忘れないために「自分専用の本」として書き留めました
ここに書かれているのは自分の弱点をまとめた内容なので試験前日にホテルで読み返したりして復習しました
3、単語帳の活用

スマホのアプリでもやっていましたが私はやはり手に持ってやる方が好きだったので画用紙を切って「手作り単語帳」を作りました
ファイルでは自分の弱点をまとめていましたが、単語帳の方は弱点をテスト形式にして裏表に問題、解答を書いて寝る前にやっていました。
3回答れたカードはもうやらず何度も間違えるカードは何度もトライし覚えました
4、気象庁のホームページ
先ほど学科は過去問集をやった方が良いとご紹介しましたが一般知識は10年以上前の過去問でも通用しますが、専門知識はなるべく新しい問題でないといけません
問題によっては昔は正解でも現在では不正解になる問題もあります。
専門は古くても10年前まで、そして時間があれば気象庁のホームページを見てください
気象庁ホームページはこちら→https://www.jma.go.jp/jma/index.html
実際に第64回の試験で専門の問13に「熱中症警戒アラート」の問題が出題されましたが過去に出題例が無く、答えられたのは気象庁のホームページを見ていた人だけです
おそらくどの参考書にも記載していないと思います。
気象庁のホームページの情報量は膨大です、全部覚えるのは無理なので試験に出そうなところだけで良いので時間があれば見てください。
5.サニースポット
Sunny Spotは天気の情報サイトを運営しています
その中で「予報士通信講座」があります
予報士通信講座では過去の学科試験の問題を一問一答形式でやりたい分野やランダムに挑戦できます。また正答率などデータが表示されるため苦手分野もわかります
わたしも試験3ヶ月前くらいに「100日間使い放題」に申し込んでやりました
解説もあります
日々の移動時間や待ち時間に最適だと思います
申し込みは振り込み後サニースポットからIDとパスワードが記載されたメールが届きますのでログインしすぐに始めることができます
料金はこちら↓
| No | 期間 | 金額(税込) |
|---|---|---|
| 1 | 100日間使い放題 | 2750円 |
| 2 | 200日間使い放題 | 4400円 |
| 3 | 1年間使い放題 | 5500円 |
6.実技試験対策
実技試験の勉強については学科試験と同じく天気記号を覚えるなど暗記系も大事なのですが実技試験に慣れることが1番大事になります
まず暗記系ですが天気記号(十種雲形の記号)、全般海上警報の種類と内容、台風の強さと大きさの定義、注意報と警報などたくさんありますが、わたしは学科と同じく単語帳で覚えました
ですが学科試験ほどしっかり覚えていなくても大丈夫です、理由は実技の演習回数をたくさんやると自然に覚えます。
わたしは平成14年以降の過去問の実技を300回以上やりました
問題集をメルカリで買って解答用紙をコピーするためにコピー機まで買いました

実技試験に慣れる
- 出題のパターンを覚える
- 試験時間を感覚で覚える
- 問題の取捨選択を英断する
- 高層天気図に慣れる
- YouTubeで試験本番に近い環境作り
1.出題のパターンを覚える
実技試験は概ね大問1〜5くらいあります
| 大問 | 問題の形式 |
|---|---|
| 1 | 地上天気図を見て穴埋めで実況状況を把握 |
| 2 | 衛星画像を見て雲分布を文章で答る |
| 3 | 高層天気図を見て今後の低気圧(台風)やトラフ推移を見る問題 |
| 4 | 少し問題の土俵が変わり局地的(関東など)に見る問題 |
| 5 | 時間経過に伴う災害の可能性を問う問題 |
大問1
基本的な読み取りです、満点を目指しましょう
大問2
わたしは正直苦手です。前置きが「擾乱の中心から半径300km以内について答えなさい」などたまにありますが受験者の主観により雲分布や雲の明暗など意見が分かれる可能性があると感じることが衛星画像ではたまにあります(わたしの感想です)
大問3
台風の進路は分かりやすいんですがトラフ追跡や前線解析は難しいですね。経験で慣れ試験で直感で書きましょう、悩む時間はほとんどありません
大問4
鉛直流やウィンドプロファイラの読み取りが多いです。「舘野を何時に前線が通過したか?」みたいな問題ですね、ここは分かりやすいので得点をしっかり取っていきましょう
大問5
擾乱の通過により局地的にどのような災害が起こるかという問題が多いです。問題としては難しくなく、最後は「発表される可能性が高い注意報を三つあげよ」などが多く、全くわからなくても「大雨、強風、波浪」とデタラメでも得点は取れるので得点を取っていきたいところです。時間が足りなくてここにたどり着けないというのは避けましょう

第65回の実技試験の最後の問題です
仮に試験終了1分前でも何か書けそうですよね
なので時間が足りなくてここにたどり着けないのはもったいない
特に第65回は問7まであり長いです、たどり着けなかった受験者はたくさんいると思います
ちなみに解答です↓

出典:気象業務支援センター
2.試験時間を感覚で覚える
実技試験は75分しかありません
実技試験の合格は60〜70%なので1分で1点取れば75点です
書いた答が全て合っていたら75点ですがおそらく失点があり70点くらいでしょう
なので「1分間に1点稼ぐ」はマストです。
何度も何度も演習をして読むスピードと考える時間を身につけましょう
わたしの意見ですが「時計は要りません」。試験官の「30分が経ちました」と「試験終了5分前です」だけで充分です、時計を見る時間があったら問題を読むべきです。
時間を知る必要があるのは時間配分をするためですが実技試験は短距離走と同じく全力で走りますので時間配分できません
時計が必要なのは学科試験の方です。時間に余裕があるからこそ時間配分をします
3.問題の取捨選択を英断する
問題を順番にやっていくわけですが、わからない問題や計算問題が出てきます
わからない問題は「1分間悩んで答えが出ないなら飛ばす」です。
それ以上時間をかけると最後までたどり着けないためです
計算問題は時間がかかりそうなら同じく飛ばします
おそらく計算問題の答えは2点くらいです。つまり2分以上計算してたら損ということです。最悪なのは2分以上時間をかけて答えを間違える(計算ミス)ことです
上記の2つの問題に遭遇した時に固執せず「時間かかりそう・・飛ばす!次」と判断する必要があり、それは普段の演習で培っていきます
4.高層天気図に慣れる
日頃から高層天気図を見て慣れておいた方が良いです
おすすめは「専門気象情報 地球気」
こちら→https://n-kishou.com/ee/index.html
寝る前など
「今日は雨だったけど高層天気図はどうだったんだろう・・」
「明日の天気の予想図を見てみよう」
など流し見程度で構いませんので見てみましょう
また「短期予報解説資料」もおすすめです
5.YouTubeで試験本番に近い環境作り
出典:お天気学園チャンネル
わたしは100回以上利用しました
この動画は実際の試験本番に近い環境を演出しており本番同様の緊張感で実技を受けることが出来るためおすすめです
気象予報士試験 当日
試験会場に向かう
何度受けても試験は緊張しますね、中には夜なかなか寝付けず本番を迎える方もいるでしょう
この段階では勉強というより自分のメンタルや体調をどうコントロールしベストな状態で試験に臨むかが重要になります
当日、家から試験会場に行けるのか、もしくは前日にホテルに泊まるのかに分かれますね。大体がホテルに泊まるのではないでしょうか
わたしは1回目〜6回目はホテルに泊まり、7回目は実技のみだったので試験当日、徳島の家から大阪に行きました。
ホテルの方がいつもと違う環境なので少しだけ不利かもしれませんね

学科一部免除と実技のみの受験票を並べています
実技のみだと13時10分から開始なので多少遠方の方でも家から通えるかもしれません
実技試験の項目に時間を書いていますが実技1の終了と実技2の開始が書いてないので書いておくとわかりやすいと思います
余談ですが受験番号の左から2桁目は専門免除は1、一般免除は2、実技のみは3になっています
試験会場 教室
わたしが経験した受験会場
| 回目 | 地域 | 会場 |
|---|---|---|
| 1 | 東京 | 東京大学 |
| 2 | 東京 | タイム24ビル |
| 3 | 東京 | 東京大学 |
| 4 | 東京 | TFTビル |
| 5 | 大阪 | 大阪産業大学 |
| 6 | 大阪 | 天満研修センター |
| 7 | 大阪 | 新梅田研修センター |
当然ですが試験会場にも当たりハズレがありますが受験者は選べません
さらに座席にも当たりハズレがあります
わたしの経験談で紹介します
概ね試験会場はこんな感じです

席は左側が3人席、右側が2人席で書きました(実際はどちらかです)
赤丸は微妙席(望ましくない)
受験者は会場と席を選べませんが、「かもしれない」と考え対策をすることです
・先頭の席
わたしが初めて受験した時の席は3人席で「1番前の真ん中の席」でしかも目の前に試験官の座っている椅子がありました。問題を読んでいても常に試験官の足が見えて「試験官にずっと監視されている」ような気がして集中できませんでした。
・エアコンの風が体に当たって寒い
夏の試験でわたしではありませんが休憩時間に「エアコンの風が寒い」と言っている方がいました。真夏なので半袖ですが冷風に当たり続けると点数に影響します。どうにかできれば良いのですが無理かもしれませんので軽く羽織る物があっても良いかもしれません
・机がガタつく
経験はありませんが机が動くと集中できませんので小さな段ボールを机の足に入れると少しはマシになるかもしれません。ちなみに試験会場のタイム24ビルの時は肘に体重を掛けると机が「ギィ・・ギィ・・」と試験中に音が鳴り気を使いました、これは対策できませんがこんな事もあります
・真ん中の席はやや狭い
試験中はあまり気になりませんが端の人に立って頂かないと出られない分少し嫌ですね、特に東京大学は3人席の椅子が完全固定で前後が狭く圧迫感がありました
・机に角度がついている
大阪産業大学の席は2人席でしたが奥行き450ミリ?と狭い上に机の奥が上がっているため「鉛筆が転がりやすい」ためおそらく受験者の不満はあったと思います
先頭ではなく2人席でどちらかなら当たり席だと思います
(なるべく上記の項目が該当しない席)
あまり差はないですが左右どちらかで言えば左がいいですね
右は通路にペンが落ちる可能性があります。(心配でしたら輪ゴムで巻けば少し滑り止めになります)
左の席だと天気図が広げにくいデメリットがありますが椅子を右に動かすことができればまだマシになります(東京大学は固定椅子)
あまり参考にはなりませんが、大体の席順は教室の左前から右後ろに並んでいます。
そのため受験申請開始の日の午前中とかに申請すると先着順なので教室の左側になりやすい。
机に置く持ち物

上記の画像は実技試験の準備です。学科試験の場合はシャーペン、消しゴムのみです
わたしはこんな感じです。メインの筆記用具は近くに置き、落とした用に予備を遠くに置きました(時間ロスとメンタルの乱れをしないため落としても試験官を呼ばないため)
- 受験票は落ちる心配をしないようにセロハンテープで留めておく。ただし席番号の札は前に試験官にテープを貼らないように注意された
- 天気図をめくりやすくするため人差し指と親指に指サックを付けるとやりやすい
- 腕時計は使いませんが時間配分ではなくただ時間を知るために付けていました

クリップは画像の物を使っておりました
小さくて使いやすくオススメです
学科試験
学科試験の本番直前はほとんどの受験者が参考書やノートを見ていましたが、わたしは前日のホテルで一通り目を通し復習しました
なので直前は少しても情報が欲しいので気象庁のホームページをスマホで見ました
一般の試験開始後、わたしは真っ先に「問12の法規から解きました」
・脳が疲れていないスッキリしている状態で解きたかった。問12まで来ると少し疲労があるので判断を誤るためです
専門は特に無く、問1から時間を気にしながら順番に解きました

各問題を解くごとに
◯:自信がある
△:あまり自信がない
×:わからない
の印を付け、残り時間で×や△を見直ししました
実技試験開始 前

問題用紙は裏が透けて見えます
試験開始の合図があるまでにすることは何月何日を確認し季節をイメージすることです。これは重要です

注意事項の読み上げが終わり試験が開始されるまでに問題のイメージをしましょう
- 夏と冬
季節が夏なら試験中は雪を忘れてください。冬なら850hPaの等温線が0℃なら山間部で雪、−6℃なら平地でも雪(どうして乾燥していると雪になりやすいかを説明できるようにする) - 台風
試験開始前に強さ、大きさの定義をノットで思い出しましょう
「中心に暖気核がある」「気圧の傾きの軸が鉛直」はまだ温帯低気圧化していない(台風の性質を維持している) - 冬型(西高東低)
里雪型と山雪型の違いを理解
ポーラーロー(ミニ台風)の成因 - 日本海低気圧
冬に日本列島を通過すると西高東低の気圧配置に決まる
春先に通過すると南風がフェーンにより日本海側で昇温と乾燥し雪崩が起きやすい(融雪災害) - 北東気流
オホーツク海高気圧により海面上の冷湿な空気が凝結し、東日本の太平洋側で午前中に濃霧が発生。(東よりの風で運ばれた蒸気霧)
上空には逆転層がある - 南岸低気圧
春先に日本の南海上を東進し太平洋側に雪をもたらす。低気圧が八丈島の北側を通過した場合は雨、南側なら雪。それより南に離れると降水は無い
雪水比をすぐ計算できるようにする - 梅雨前線
九州の方では南北の傾度は温度ではなく水蒸気が大きい。いつものクセで描き間違えないように
クラウドクラスター、小低気圧、下層ジェット(湿舌)など用語も覚えましょう - 寒冷低気圧
切離低気圧、寒冷渦など使い分けを理解
寒冷低気圧の南東側(南東象限)で積乱雲が発生しやすい
対流圏界面より上では温度が高い(下では圏界面が垂れ下がっている)
下層では不明瞭
動きが遅い
などの気象現象を試験開始前にイメージしましょう!
それが出来ていれば試験内容が理解しやすくなります
この時の気持ちは「楽しみ!ワクワク」という状態にしましょう
全力の実力が100%だとしたら
緊張・ドキドキでは60〜80%「緊張して全力が出せなかった」
楽しみ・ワクワク80〜100%「全力が出せた、やれるだけのことはやった」
気持ちをワクワクする状態にするためには勉強と実技演習を何度も繰り返しやると自信がつき試験本番でもその状態になります。
もし全力でやっても合格ができなかったらまだ勉強が足りません
実技試験開始 後
ここからはわたしの最初にやっているルーティーンをご紹介します
試験官「時間になりましたので試験を始めてください」

1.問題用紙と天気図を離します

2.ミシン目をビリビリ破ります

3.日時と◯時間後の対応表を書く
天気図一覧の紙の上に左から
◯月
T=0(実況時間 この場合14日21時)
T=12(15日9時)、T=24(15日21時)、T=36(16日9時)
いつもだと36時間後までしか書きませんが今回は48時間後の予想天気図があるのでT=48(16日21時)も書きます
これを書く理由は「天気図を探しやすくするためです」
「図◯を使って答えよ」はわかりやすいですが、「◯日◯時のときは〜」と訊かれた場合、瞬間的に図下のUTC + 9(日本時間)+ T=36と考えるのが時間がかかるため最初に対応表を作っておくとわかりやすい


4.そしてトレーシングペーパーと一緒に問題用紙の下に重ねクリップを付けます
こうすれば常に対応表を見ながら問題を解くことができます
ちなみにわたしはトレーシングペーパーは使いません

最終的にこの状態で試験を開始します
この状態にするのに約2分ほどかかります

そして試験中は問題を解くごとに問題にレ点をつけます
この理由は答案用紙に答えを書いて次の問題を読むときに
「あれ?どこまでやってたっけ?」となるのを防ぐためです
「レ点が付いていない=解答していない」ということになり時間の都合で飛ばした問題はレ点が付いていないということです
最後に時間が5分でも余ればレ点の付いていない問題の解答をします
気象予報士試験の考察
試験後
試験終了から合格発表まで約40日間あります
長く待ち遠しいですよね、めっちゃ気持ちわかります
試験終了から10日後に気象業務支援センターから解答が発表され、学科の方は概ね合否がわかります。
実技はざっくりしかわかりません、人により試験後すぐに解答を復元される人が多いですがわたしは試験中必死すぎてあんまり何を書いたか覚えていません
(それでも合格した第65回はなんとなくの採点で70〜75点くらいでした。作図は半分の点数で採点)
試験の人数割合

わたしが思う試験の人数割合です
気象予報士試験は「合格率約5%」と呼ばれていますが合格者を全受験者で割っただけの割合です(例だと5.45%)
ところが実技のみだと合格率は20%に飛躍的に上がります
わたしの試験に対しての考え
これは個人的な考えなので飛ばしても大丈夫です
1.本当のライバルは受験者
採点者はおそらく上記の割合を毎試験維持したいと考えていると思います
実技試験の採点人数は不明なので仮に学科免除の実技のみ(例の人数)で考察
すると、合格ボーダーは約65%なので実技試験の受験者の上位20%付近が65点くらいです。
わたしの意見ですが、採点者は合格割合を約4〜6%に維持したいはずなので受験者のレベルが高ければ相対的に合格点を上げます
つまり戦っているのは作問者では無く、周りの受験者です。問題はみんながフェアに戦う土俵に過ぎません
わたしは試験中に考えていることがありました。
「試験開始から1分刻みで常に上位20%以内を維持し75分間を逃げ切る」
「目に見える周りのライバルたちより自分の方が点数が高い」と思いながら解いてました。今は気象学を楽しみながら学んでいますが合格するまでは必死でした
再度言いますがわたしは過去問の実技演習を300回以上(それ以上は数えていない)やりました。目に見える周りの受験者の2割が300回以上やっているとは思えなかったのでこなした演習回数は自分の自信になりました
2.学科のボーダーが下がる予想
「今回の学科、自己採点は10点だった。頼む!合格ボーダー下がってくれ」
と思うことありますよね、わたしも合格発表の時は何度も手を合わせました。その時に試験の難易度以外にに参考にできるモノがあります。
それは申請状況です
気象業務支援センターで申請状況が閲覧できます

これは学科免除を申請した人数を簡単に作ってみました
どうですか?
もしわたしが気象業務支援センターの人で合格点を決めれる立場だったら
「一般合格者が多いから今回は11点のまま、逆に専門合格者が少なく同じ11点にしたらもっと減ってしまうので専門は10点、もしくは9点に下げよう」と思います
学科は近い人数の方が望ましいですよね、差があればあるほど合格ボーダーを下げて調整していると思います
合格したあと
ここからは合格後の流れをご紹介します

合格確認方法はハガキかネットの受験番号を探す2択がありますが、わたしは悩んだ末ハガキで見ることにしました
ハガキをめくると最初左下に「合格」が見え飛んで喜びました

午前中に合格を知って、気持ちが落ち着いた午後に登録通知書申請書を提出するために郵便局に行きました
ちなみに申請書はオンライン申請も可能で手数料も2900円(書面3600円)なので安い。わたしは簡単そうな書面にしました

- 気象予報士登録申請書
- 誓約書(第24条の第1号と第2号に該当しないという署名)
- 合格証明書の写し
- マイナンバーカード、住民票、運転免許証などの写し
- 返信用の封筒(これに登録通知書を入れて送られる)
自宅に届くまで17日かかりました

この期間は本当に長かった
気持ちは合格発表と同じくらい待ち遠しかった、理由は申請状況がわからず書類に不備があったかもしれないという心配があったため
オンライン申請だと現在の申請状況が4段階で確認できるらしい。
これから申請をされる方はオンライン申請をオススメします

開封するとこんな感じです
登録通知書が折れないための画用紙と登録にあたっての数枚の説明


そして「気象予報士 登録通知書」の大きさ

ネットに書いてあった通りA4より少し大きい
だいたいの人が登録通知書を額縁に入れる人が多く、その場合A4では入らないため「尺七大」の額縁に入れるみたいです

しかしわたしは受験中から「登録通知書はアクリルフレームに入れたい!」
と思っていました
アクリルフレームには「尺七大」というサイズがネットで見つけられなかったのでA4より大きいB5サイズにしました

こんな感じにしました
アクリルフレームに対して登録通知書が右にズレていますが、わたしはアシンメトリー(左右非対称)が好きなので満足
・左の紙は気象業務法の第二十四条の二十五(登録の抹消)
・右下にあるのはわたしの原点でもある「中島俊夫先生」のサインです

東京大学で3回目の受験の時にたまたま中島先生に会いサインをお願いしたら快諾して頂き、本に出てくる「学くん」まで書いて頂きました
気象学を学び始めた頃はなかなか内容が難しく感じますよね。
そんな中、難しい気象学を漫画にしてわかりやすく学ぶことができ挫折しなかったのはこの本のおかげだと思います
まとめ
いかがだったでしょうか?
気象予報士試験の概要にわたしの考えをお話しさせて頂きました
気象予報士の資格を取りたい理由は人それぞれですが「わたしは趣味で取りました」
しかしもう少し細かく言うと「趣味で勉強を始めたけど費やした時間とお金が多く、止めれなくなって続けた」ですね
よくあるパターンだと「学科は合格したけど実技が難しくて諦めた」という人が多いですね、ですがわたしは逆で実技は自信があるけど学科の合格が難しく感じました
ネットで「一発合格しました」をよく見ますがわたしは回数は気にしなくて良いと思います。人によっては子供達のために朝ごはんを作って仕事に行き、子供達が寝たあと睡眠時間を削って勉強している人がいます、このような環境で一発合格は厳しい
わたしは大学受験をしていないし勉強ができなかったのでそもそもスタートラインの位置が違います。受験回数は気にしないで諦めず頑張る姿勢が大切だと思います
今回書いた内容はわたしなりに合格するために研究して編み出したやり方をなるべく細かくご紹介しました。
このやり方は「同じことをすれば合格できる」ではありません、オススメのやり方ではあるのですが向き不向きがありますので選択肢の一つくらいに思ってください
最後に
この記事を見て頂いたことにより「気象予報士試験に合格した!」となっていただけたら本当に嬉しく思います。
お役に立てたらこれ以上の喜びはありません
そして最後にもう一言だけお伝えします
諦めないのが大切と言いましたが「いつまでに合格できなかったら挑戦を止める」を決めた方がいいです。
「止める」と「諦める」は違います、行動は同じでも止めるは決めた上限回数に達したということです。悔しく思う気持ちは両方ありますが「止める」の方がさっぱりして勉強をやり遂げた達成感が大きいと思います。
上限回数を決めないとどうなるか?ズルズル15年も20年も受けることになり時間とお金がもったいない。「人の時間は有限です」その時間とお金をもっと違うもので有意義に使うべきです。20年経つ前に試験を受けなくなった、それは「諦めた」で後悔しかありません。
わたしも受験中は考えました、「あと◯年でダメなら止めよう、だけどやめても勉強癖がついたというお金では買えない財産ができ成長した。それだけでもやって良かった」
伝えたい気持ちが強すぎて長くなりましたが、
ここまで記事を読んで頂きありがとうございました
冒頭に戻りますが、合格して飛び跳ねるくらいの喜び!をいつか達成できる日を心より願っております

